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口田, 圭吾; 高橋, 健一郎; 長谷川, 未央; 堀, 武司; 本間, 稔規; 波, 通隆; 小高, 仁重; Kuchida, Keigo; Takahashi, Kenichiro; Hasegawa, Mio; Hori, Takeshi; Honma, Toshinori; Nami, Michitaka; Kotaka, Hitoshige. |
高解像度デジタルカメラを利用した新たな牛枝肉横断面撮影装置を開発すること,ならびに開発された新型撮影装置と従来型の撮影装置の双方を用い,黒毛和種の枝肉横断面を撮影し,両装置から得られた脂肪交雑の評価値の比較を実施することを目的とした。330mmの装置の高さから,広範囲の画像を撮像するために, 35mm版のCCD素子を有するデジタルカメラを選定した。また,正像が確保できるレンズとして,画角114度の超広角レンズを採用した。さらに,遮光された僅体内部には,高輝度LEDが密に並んで実装されているl次元CCDカメラ用のライン 方式照明を2燈取り付けた。新型撮影装置ならびに従来型撮影装置から得られる画像を比較するために,黒毛和種去勢牛20頭の枝肉横断面を,双方の撮影装置で撮影し,画像解析により,脂肪交雑の特徴量を算出し,両者の比較を実施した。超広角レンズを使用したことにより,撮像範囲は384mmX318mmと,従来型に比較し,約2倍の面積を1回で撮影することが可能となった。ロース芯面積ならびに脂肪面積比について,両撮影装置の聞での相違は,大きいものでそれぞれ2c㎡,3%程度であった。また,新型撮影装置で明確に確認できる脂肪交雑粒子の最小面積 は0.004㎡程度であった。 |
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Palavras-chave: 画像解析; デジタルカメラ; 脂肪交雑; 牛枝肉; Image analysis; Digital camera; Marbling; Beef carcass. |
Ano: 2005 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/1595 |
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