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上林, 義範; 都築, 直; 徐, 鍾筆; 大下, のえ; 中尾, 奨吾; 田邊, 貴史; 山家, 崇史; 内山, 裕貴; 佐々木, 直樹; SASAKI, Naoki. |
十勝地区において疝痛を発症した馬36頭を対象として、疝痛発症の危険因子および疝痛を発症した馬の予後 に関する疫学調査を実施した。調査の結果から、十勝地区における馬の疝痛発症には、過去の疝痛既往歴、駆 虫剤投与歴、飼養管理の急変などが関連していることが推測された。疝痛の種類別に来院時のヘマトクリット 値を比較すると、便秘疝の馬では変位疝や風気疝の馬と比較して有意に高値を示した。手術実施馬において、 疝痛発症から来院までの時間が長いほど予後が悪化する傾向がみられた。また、予後不良となった馬では術後 経過が良好で退院した馬と比較して、心拍数が有意に高値を示すということが判明した。 |
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Palavras-chave: 馬; 疝痛; 調査. |
Ano: 2012 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4023 |
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齊藤, 朋子; 今瀬, 麻衣; 古村, 圭子; SAITO, TOmoko; FURUMURA, Keiko. |
屋外で群飼育されているウマのグルーミング行動を調査し、ウマのグルーミング行動の特徴を明らかにすることを目的とした。あわせて、安価で入手しやすい人工芝マットが、自己グルーミング用ブラシとしてウマに利用されるか、また、人工芝マットの設置によってグルーミング行動に変化が見られるか調査した。 帯広畜産大学の馬飼養施設において通年屋外で群飼育されている、5 頭のウマを対象とし、2014 年6 月から9 月に目視による直接観察にてグルーミング行動を記録した。9 月に人工芝マットを設置し、設置前後でのグルーミング行動を比較した。 グルーミング総回数および自己グルーミング回数と、平均気温の間に有意(p<0.01)な正の相関が見られた。グルーミング行動には個体差が見られ、すべての期間を通じて自己グルーミングが有意(p<0.05)に多い馬が見られた。自己グルーミングは胸や肩で多く見られ、物体を利用したグルーミングが頭で多く見られた。 人工芝マットを自己グルーミング用ブラシとして設置後、3 頭の馬で、人工芝マットを利用しないグルーミング回数が人工芝マットを利用するグルーミング回数より有意(p<0.01)に多かったが、他のウマでは有意な差はみられず、すべてのウマで人工芝マットを利用したグルーミングが観察された。このことから、ウマは人工芝マットを自己グルーミング用ブラシとしてある程度許容していたと考えられた。 |
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Palavras-chave: 馬; 身繕い行動; グルーミング; 自己グルーミング用ブラシ. |
Ano: 2016 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4381 |
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