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Registros recuperados: 9.932 | |
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口田, 圭吾; Kuchida, Keigo. |
格付員により評価されるBMSナンバー(格付BMS)は、脂肪交雑の面積割合、脂肪交雑粒子の大きさや形状、脂肪交雑の配置バランスについて総合的に評価された数値と考えられる。これらの各要因を画像解析の手法を用いて数値化し、遺伝的パラメータを推定することを本研究の目的とした。 デジタルビデオカメラで撮影した鮮明な第6-7肋骨間枝肉横断面の静止画像を持つ923頭の黒毛和種去勢牛が用いられた。それらの静止画像を著者らにより作成された画像解析プログラムにより解析し、画像解析形質を算出した。重回帰分析により、格付BMSを従属変数、画像解析形質を説明変数としてBMSナンバーを推定した(推定BMS)。遺伝的パラメータの推定は、正準変換により多形質を考慮したREML法(Misztal ら)を用いて、枝肉形質(9形質)および画像解析形質(5形質)に対して行った。 格付BMS、脂肪面積比および推定BMSの遺伝率は、それぞれ、0.48、0.58および0.52と推定された。また、格付BMSと脂肪面積比および推定BMSとの遺伝相関は、ともに高い正の値(それぞれ、0.98、0.97)が推定された。これら3形質とその他の枝肉形質および画像解析形質との遺伝相関は、いずれの形質に関しても近似したことから、脂肪面積比および推定BMSは、格付BMSと同様に黒毛和種の育種改良の指標として有用であることが示唆された。 Carcass values are greatly influenced by marbling scores in Japan. Marbling scores assigned by graders (GRADE-MS) are comprehensively evaluated,c onsidering the ratio... |
Ano: 2000 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/960 |
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口田, 圭吾; 加藤, 浩二; 鈴木, 三義; 三好, 俊三; KUCHIDA, Keigo; KATO, Koji; SUZUKI, Mitsuyoshi; MIYOSHI, Shunzo. |
脂肪交雑ナンバー(Beef Mabling Standard number, 以下BMSナンバーと略す)判定の際,頭半棘筋および背半棘筋の脂肪交雑程度が,補 助的情報として利用されている.それらの情報を利用することが,画像解析によるBM Sナンバー推定の精度に対する影響を検討した.BMSナンバーを持つ99頭の枝肉横断 面の写真を用い,胸最長筋(胸),頭半棘筋(頭)および背半棘筋(背)に占める 脂肪交雑の面積比,それぞれの筋肉において,脂肪交雑粒子面積を5つの階層に区分 し,算出した粒子面積および形状係数の平均ならびに標準偏差,胸最長筋を4,9,25 および100の小領域に分割したそれぞれの領域における脂肪面積比の標準偏差を,画 像解析形質として算出した.BMSナンバーと各筋肉における脂肪面積比との相関係数 は0.70(胸),0.38(頭),0.39(背)であった.胸最長筋のみの情報を利用した 場合,格付の差(推定BMS?格付員によるBMS)が±0および±1以内であった割合は ,それぞれ52.5,96.0%であったのに対し,頭および背半棘筋の情報を利用した場合 ,64.6,96.0%となった. Marbling level of M. semispinalis capitis (SC) and M. semispinalis dorsi (SD) are used as supplementary information in the Beef Marbling Standard (BMS) number judgment. The effectiveness of the use of these information to predict the BMS number by the image... |
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Palavras-chave: BMS number; Image analysis; M. semispinalis capitis; M. semispinalis dorsi. |
Ano: 2000 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/951 |
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耕野, 拓一. |
スリランカの農家調査データから、乾季の商品作物であるトウガラシ、タマネギを中心とすを農産物の流通構造を明らかにした。 スリランカでは1999年に政府により農産物の卸売市場がダンブッラに設立された。これにより、卸売商が一ケ所に集積し、価格情報の収集等に関する取引費用の削減、農家け取り価格の上昇といった規模の外部経済が周辺地域にもたらされていた。 スリランカの農産物流通は、トレーダーと呼ばれる仲買人が重要な役割を果たしており、他の途上国で見られるような、長期にわたる農民と仲買人の固定的取引はほとんど見られなかった。また、一般に言われているような、農産物取引における仲買人の独占的行動は、 非常に限定的であることが、信用供与における利子率の計測等から明らかとなった。 The purpose of this study is to examine the structure of agricultural markets, which are centered on dry season commercial crops, from farm survey data in Sri Lanka. In Sri Lanka, the government established an agricultural wholesale market at Dambulla in 1999. As a result, wholesalers gathered in one location, and the external economy of scale resulted in the reduction of transaction costs concerning the collection of price... |
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Palavras-chave: 商品作物; 卸売市場; トレーダー; Commercial crop; Wholesale market; Trader. |
Ano: 2000 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/1258 |
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Registros recuperados: 9.932 | |
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