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Registros recuperados: 126 | |
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浜崎, 陽子; 元平, 康之; 瀬脇, 巧; 平山, 由子; 大澤, 剛史; 岡本, 圭介; 口田, 圭吾; Hamasaki, Yoko; Motohira, Yasuyuki; Sewaki, Takumi; Hirayama, Yuko; Osawa, Takefumi; Okamoto, Keisuke; Kuchida, Keigo. |
現在,牛枝肉における肉質評価は胸最長筋を中心に行われているが,その他の筋肉も牛枝肉の経済的価値に影響を与えていると考えられる。本研究では,黒毛和種去勢牛3,414頭から得られた第6-7肋骨間の枝肉横断面画像より,胸最長筋および僧帽筋について,画像解析の手法を用いて,面積,脂肪交雑の量,脂肪交雑粒子のあらさおよび胸最長筋の形状などを数値化し,それらの形質に対して出荷年度,出荷時期および出荷月齢などがどのような影響を与えているかについて検証を行った。その結果,出荷年度が進むにしたがい,胸最長筋において,面積では特定の傾向は見られなかったが,脂肪交雑の量は増加し,かつ脂肪交雑粒子は細かくなる傾向を示した。それに対して,僧帽筋において,面積および脂肪交雑の量では特定の傾向は見られなかったが,脂肪交雑粒子は胸最長筋とは対照的に,年々あらくなる傾向を示した。さらに,胸最長筋の形状は,近年,扇平かつ被雑になる傾向を示した。 また,出荷月齢が進むにしたがい,胸最長筋において,面積では一定の傾向が見られなかったが,脂肪交雑の量は, 29ヵ月齢未満と比較し,29ヵ月齢以上で有意に高い値を示した。それに対し,僧帽筋において,面積は,29ヵ月齢未満と比較し, 29ヵ月齢以上で有意に高い値を示したものの,脂肪面積比では一定の傾向は見られなかった。 |
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Palavras-chave: 胸最長筋; 僧帽金筋; 画像解析; 黒毛和種; M.longissimus thoracis; M.trapezius; Image analysis; Japanese Black. |
Ano: 2006 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/1604 |
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口田, 圭吾; 鈴木, 三義; 三好, 俊三; KUCHIDA, Keigo; SUZUKI, Mitsuyoshi; MIYOSHI, Shunzo. |
デジタルカメラと照明装置とを一体化することで,鮮明な画像が採取可 能な撮影装置を開発し,得られた画像を利用して,牛脂肪交雑基準(BMS)ナンバー を推定することを目的とした.撮影装置は,ドーム部,同牛脂肪交雑基準(BMS)ナ ンバー軸落射部およびデジタルカメラ部により構成されており,ドーム部の底面に は,上方向に向かって570個の白色発光ダイオード(白色LED)がリング状に配置さ れている.また,同軸落射部には,透過率50%のハーフミラーが,被写体に対して45 度の角度で設置されており,横から照射される324個の白色LEDからの光を,被写体 に反射させる働きを持つ.ドーム部底面と枝肉横断面が接触するため,鉛直方向か つ一定距離からの撮影を可能としている.黒毛和種肥育牛271頭について,開発した 装置を用い撮影を行った.ロース芯表面で乱反射を起こした画像はなく,本装置を 使用することで,安定的に鮮明な画像を採取できることが明らかとなった.格付員 によるBMSナンバーを従属変数,画像解析形質および客観的に測定可能な枝肉形質( 計148変数)を説明変数候補とし,逐次変数増減法による重回帰分析からBMSナンバ ーを推定した.説明変数候補から選択された6変数を利用した重回帰式を用いて,BMS ナンバーの推定を行ったところ,推定したBMSナンバーと格付員によるBMSナンバー との差が,±0である割合は,62.0%,±1以内である割合は97.0%となった. The first aim of this study was to develop photographing equipment,which is able to take a clear image of the cross section of carcass... |
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Palavras-chave: Image analysis; BMS number; Photographing equipment; Japanese black. |
Ano: 2001 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/954 |
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村澤, 七月; 中橋, 良信; 浜崎, 陽子; 堀, 武司; 加藤, 貴之; 口田, 圭吾; KUCHIDA, Keigo. |
黒毛和種ロース芯内脂肪交雑の配置バランスと,ロース芯内各領域の脂肪交雑や色調に関する画像解析形質の遺伝的パラメータを推定し,またその遺伝的趨勢を調査することを目的とした.北海道内の枝肉市場に上場された黒毛和種4,598頭(去勢3,485頭,雌1,113頭)を分析に用いた.ロース芯画像を慣性主軸の第1軸および第2軸で4つの領域に分割し,ロース芯全体と各領域から脂肪面積割合,あらさ指数,最大あらさ指数,細かさ指数,筋肉平均輝度および脂肪交雑平均輝度を画像解析によって算出した.また,各画像解析形質の領域間の標準偏差を配置バランス指標とした.脂肪面積割合の配置バランス指標は,他の形質のそれよりも高い遺伝率(0.13)を示した.脂肪面積割合の配置バランス指標と,ロース芯全体のあらさ指数および細かさ指数間の遺伝相関はそれぞれ0.38および−0.49であり,脂肪面積割合の配置バランスの改良は,あらい脂肪交雑を減らし,細かい脂肪交雑を増やすことで可能となることが示された.脂肪面積割合の配置バランスに関する遺伝的趨勢は,年々良くなっていることが示されたが,特定の象限のあらさ指数と細かさ指数において,近年望ましくない遺伝的趨勢が認められた. |
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Palavras-chave: Genetic parameter; Image analysis; Marbling arrangement; Rib eye. |
Ano: 2010 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/3929 |
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村澤, 七月; 口田, 圭吾; 大澤, 剛史; 堀, 武司; 加藤, 浩二; Murasawa, Nazuki; Kuchida, Keigo; Osawa, Takefumi; Hori, Takeshi; Kato, Koji. |
間接検定材料牛1,524頭を用い,ロース芯内の異なる領域における脂肪と筋肉の特徴を画像解析を用いて調査し,その遺伝的パラメータを推定した.ロース芯を慣性主軸で4分割し,各象限の脂肪交雑の量,形状および色に関する6形質を画像解析で得た.脂肪面積割合については,3および4象限(34.97,36.22%)が1および2象限(33.36,33.91%)に比べて高い値を示した.ロース芯内側におけるあらさ指数と最大あらさ指数は外側よりも高く,反対に細かさ指数は低かった.3象限のあらさ指数および最大あらさ指数の遺伝率(0.31,0.21)は,他象限よりも高く,4象限(0.18,0.12)では低かった.最大あらさ指数のロース芯全体と3象限間の遺伝相関(0.71)は相対的に低く,ロース芯全体の最大あらさの改良は,3象限に対しては効率が悪いことが示された.各象限により脂肪交雑の形状的特徴の遺伝様式が若干異なることが明らかとなった.本研究の結果を脂肪交雑の配置バランスの改良に利用されることが期待される. |
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Palavras-chave: Genetic parameters; Image analysis; Japanese Black; Marbling; Rib eye. |
Ano: 2008 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/2314 |
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高橋, 健一郎; 堀, 武司; 波, 通隆; 本間, 稔規; 小高, 仁重; 口田, 圭吾; TAKAHASHI, Kenichiro; HORI, Takeshi; NAMI, Michitaka; HONMA, Toshinori; KOTAKA, Hitoshige; KUCHIDA, Keigo. |
高精細牛枝肉横断面撮影装置(以下,新型撮影装置)により得られた牛枝肉画像を複数の画像形式に変換し,BCSナンバーの推定に最適な方法を検討した.材料には新型撮影装置を用いて撮影された黒毛和種肥育牛46頭の第6-7肋骨間の鮮明な画像を用いた.画像はロース芯をその輪郭で抽出したJPEG形式とTIFF形式の画像,ロース芯の一部を矩形で切り取ったJPEG形式とTIFF形式の画像および輝度ムラを補正し,上記と同様の処理をしたJPEG画像(ロース芯,矩形)の計6種類の画像を用意した.その6種類の画像よりロース芯全体,ロース芯の筋肉および脂肪交雑部分のR(赤),G(緑),B(青)各階調値および輝度の平均値など,計108変数を算出した.格付員によるBCSナンバーを従属変数,画像解析で得られた形質を説明変数候補とする重回帰分析を行ったところ,輝度ムラ補正を行い,ロース芯をその輪郭で抽出した画像において決定係数がもっとも高かった(R2=0.793).推定されたBCSナンバーと格付員によるそれとの差が±0であったサンプルの割合は95.7%となった.以上のことから高精細撮影装置による圧縮画像からでも非常に高い精度でBCSナンバーを判定可能であることが示された. The purpose of this study was to examine a new method of predicting the BCS number by using digital images of carcass cross-sections obtained from high-resolution photographic equipment. Six types of digital images (JPEG and TIFF images... |
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Palavras-chave: Image analysis; Beef color standard; Japanese Black. |
Ano: 2006 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/937 |
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口田, 圭吾; 小笠原, 匡教; 日高, 智; 酒井, 稔史; 南橋, 昭; 山本, 裕介; KUCHIDA, Keigo; OGASAWARA, Yoshinori; HIDAKA, Satoshi; MINAMIHASHI, Akira; SAKAI, Toshifumi; YAMAMOTO, Yusuke. |
受精卵クローン技術は一卵性多子を生産する技術であり,種々の比較試験や能力検定に利用することができる.本研究では,同一受精卵由来の5つ子について,その枝肉を画像解析により詳細に調査し,筋肉形状,脂肪の割合ならびに肉色について類似性を検討することである.黒毛和種供卵牛から受精卵を回収し,ホルスタイン等の卵巣から得た未受精卵子(除核済み)を電気刺激により細胞融合し,核移植を行い,7頭のクローン雄子牛を生産した.そのうち5頭を和牛産肉能力検定間接法にしたがって21ヵ月齢まで肥育した.画像解析により胸最長筋,僧帽筋,菱形筋,頭半棘筋,背半棘筋,前背鋸筋および腸肋筋に関して,その面積,各筋肉内に占める脂肪の面積割合(以下,脂肪面積比)などを算出した.また,脂肪交雑粒子のあらさならびにBCSナンバーを画像解析により数値化した.5頭の供試牛の枝肉重量ならびに胸最長筋の面積の範囲は,それぞれ344kg~400kg,38.5cm2~50.4cm2の範囲にあり,類似性はそれほど高くなかった.胸最長筋内の脂肪面積比は,27.2%から28.4%の範囲にあり,類似性はきわめて高く,他の筋肉においても同様の傾向が認められた.脂肪交雑粒子のあらさについては,低い類似性を示すことが確認された.画像解析により推定したBCSナンバーは,2.92から3.26の範囲であり,比較的類似性は高かった.肥育期間中のコンディションの差異が,肉量に関わる形質に大きな影響を及ぼすものの,脂肪の割合および肉色については,類似性が高いことが確認された. Embryonic cloning is a technique to produce multiple offspring from one embryo and could be used for a... |
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Palavras-chave: Embryonic clone; Image analysis; Carcass similarity; Japanese Black. |
Ano: 2003 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/947 |
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浜崎, 陽子; 口田, 圭吾; 日高, 智; 島田, 謙一郎; 関川, 三男; 丸山, 新; HAMASAKI, Yoko; KUCHIDA, Keigo; HIDAKA, Satoshi; SHIMADA, Kenichiro; SEKIKAWA, Mitsuo; MARUYAMA, Shin. |
BMSナンバーの格付は,第6-7肋骨間横断面における胸最長筋を中心に行われている.しかし脂肪交雑がこの他の横断面でも同様な様相を呈しているとは限らない.本研究では,ホルスタイン種を対象として,画像解析により,BMSナンバー判定式を求めることを第1の目的とし,さらに,第2の目的として,第6-7肋骨間横断面と,この他の横断面における脂肪面積比および推定BMSナンバーについて比較を行った.分析には,BMSナンバー判定式の算出用にホルスタイン種61頭の第6-7肋骨間の胸最長筋横断面画像,また,異なる横断面における脂肪交雑の程度の比較用に,別に用意したホルスタイン種18頭の胸最長筋4横断面画像(格付面を含み,腰椎方向に2.5cm間隔で切断)を用いた.画像解析の手法により,脂肪交雑粒子のあらさおよび胸最長筋の形状などのBMSナンバー評価に影響を与えると考えられる要因について評価を行った.得られた画像解析形質を用いてBMSナンバー判定式を求めた結果,BMSナンバーを推定する重回帰式には,脂肪面積比,最大粒子の面積,単独粒子のあらさ指数,胸最長筋面積が選択され(R2=0.71),BMSナンバーに最も寄与した形質は脂肪面積比であった(偏R2=0.54).同式を当てはめ,4横断面における脂肪面積比および推定BMSナンバーについて調査した結果,近接する横断面間であっても,脂肪面積比が大きく変動するサンプルが存在した(15.9%~26.2%)が,それらのサンプルにおける推定BMSナンバーには,ほとんど差が生じなかった(1.67~2.17). The 6-7th rib of carcass cross section has been used in meat quality evaluation of beef in... |
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Palavras-chave: Image analysis; Prediction of BMS number; Cross section; Holstein. |
Ano: 2005 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/939 |
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中橋, 良信; 奥村, 寿章; 波田, 瑞乃; 藤嶋, 吉宏; 山内, 健治; 日高, 智; 口田, 圭吾; Nakahashi, Yoshinobu; Okumura, Toshiaki; Hada, Mizuno; Fujishima, Yoshihiro; Yamauchi, Kenji; Hidaka, Satoshi; Kuchida, Keigo. |
第6-7肋骨間切開面ロース芯を中心とした現在の牛枝肉格付方法が,牛枝肉全体の特徴をどれだけ反映しているか調査した.供試牛5頭から7部位(半膜様筋,大腿四頭筋および大腿筋膜張筋,棘上筋,中臀筋および大腿二頭筋近位部,大腰筋,肩ロースおよびロイン)を取り出し,頭側から2 cm間隔でスライスした.それらのスライス肉について画像解析を行い,画像解析形質4形質(筋面積,脂肪面積割合,全体のあらさ,細かさ指数)について各部位の特徴を調査した.また,それらの4形質について各部位の全スライス平均値と第6-7切開面ロース芯の値との相関係数を算出することで,第6-7切開面ロース芯からの他の骨格筋の評価の妥当性を考察した.筋面積は各骨格筋ともに頭側から尾側に向かって増加した後に減少した.しかし,脂肪面積割合では骨格筋によって推移の傾向が異なり,“大腰筋”および“ロイン”では尾側に向かい増加を続け,一方“肩ロース”および“棘上筋”では減少した.第6-7切開面ロース芯との相関係数について,筋面積および脂肪面積割合では6つの部位で0.7以上の高い値であったが,“半膜様筋”の脂肪面積割合に関しては負の相関となった(−0.74).全体のあらさ,細かさ指数では強い相関がある部位は少なかった.これらの結果から,第6-7切開面ロース芯からその他の部位の筋面積や脂肪交雑の程度を推定することは可能であっても,脂肪交雑のあらさや細かさに関する評価は難しいことが示唆された. |
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Palavras-chave: Image analysis; Japanese Black; Marbling characteristic; Several muscles. |
Ano: 2008 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/2315 |
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口田, 圭吾; 菊地, 彩; 加藤, 浩二; 日高, 智; 鈴木, 三義; 三好, 俊三; KUCHIDA, Keigo; KIKUCHI, Aya; KATO, Koji; HIDAKA, Satoshi; SUZUKI, Mitsuyoshi; MIYOSHI, Shunzo. |
胸最長筋の皮下脂肪側において,筋間脂肪が胸最長筋内に大きく入り込んでくぼみのあるもの(いわゆる‘ハート芯’)は,枝肉の価値を低下させる一因であるとされる.本研究では,画像解析による新たなハート芯評価方法について提案すること,ならびに黒毛和種のハート芯形成に対する種雄牛の影響を検討することを目的とした.枝肉横断面撮影装置によって撮影された第6~7肋骨間の胸最長筋画像を2値化した.2値画像について胸最長筋の境界線を検出し,膨張処理ならびに細線化処理を行い,なめらかな胸最長筋の輪郭線を得た.胸最長筋の長径より上部(皮下脂肪側)について,凸部を結んだ凸多角形を描き,凸多角形と胸最長筋の輪郭線が作る領域について,その面積,パターン幅等を測定した.得られた画像解析形質のうちから3変数を用い,肉眼で判定したハート芯の程度を分類変数とする線形判別分析を行ったところ,その判別率は,97.0%と極めて高く,画像解析によりハート芯の程度を数値化することを可能とした.237頭(種雄牛32頭)の黒毛和種産肉能力検定間接法の材料牛について,ハート芯の程度を肉眼で調査したところ,38頭においてハート芯が確認された.画像解析により評価したハート芯の程度に対する種雄牛の効果は高度に有意(P<0.01)であり,特定の種雄牛からの後代にハート芯の出現度が多い傾向が認められ,ある1頭の種雄牛については,後代6頭すべてがハート芯の形状を呈した. A depression formed by intermuscular fat ingrowing greatly into the upper side of the M. longissimus thoracis (i.e. 'heart-shaped ribeye') causes a... |
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Palavras-chave: Japanese Black; Image analysis; Shape of ribeye; Effect of sire. |
Ano: 2003 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/946 |
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山本, 紫乃; 伊藤, 信一; 坪坂, 修二; 脇坂, 巧; 岡田, 繁; 山口, 悠; 前田, さくら; 口田, 圭吾; KUCHIDA, Keigo. |
ホルスタイン種若齢肥育牛である十勝若牛において,消費者による食味評価と枝肉の客観的評価値との関連性について調査した.画像解析形質(5形質),枝肉格付形質(4形質)およびMUFA割合を客観的評価値とした.食味試験は異なる(一部同じ)個体から得た十勝若牛14頭のロースまたはサーロインのステーキ肉を2点比較法により実施し,1,074の有効回答を得た.消費者の食味形質は,香り,柔らかさ,ジューシーさ,好ましさの4項目とした.客観的評価値と食味形質との関連性について,形質間の相関係数を算出した.食味形質間の相関係数は,香りと柔らかさ,香りと好ましさ以外で0.63から0.88と高い相関関係が得られた(P<0.05).また,客観的評価値と食味形質では,脂肪面積割合とジューシーさ(0.77),肉色の詳細評価値であるiBCSと柔らかさ(−0.70),月齢と柔らかさ(−0.66)などで中程度の相関が示された(P<0.01).以上より,十勝若牛では,脂肪面積割合,iBCS,月齢などが食味形質と関係しており,これらを用いることで,食味予測の可能性が示唆された. |
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Palavras-chave: Eating quality; Holstein; Image analysis; Yearling beef. |
Ano: 2014 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4082 |
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山口, 諭; 鈴木, 三義; 口田, 圭吾; 瀬尾, 哲也; 古村, 圭子; 柏村, 文郎; YAMAGUCHI, Satoshi; SUZUKI, Mitsuyoshi; KUCHIDA, Keigo; SEO, Tetsuya; FURUMURA, Keiko; KASHIWAMURA, Fumiro. |
ばんえい競馬において,第2障害越えの成否は競走 結果に大きな影響を及ぼす.本研究では,ばんえい競 走馬が第2障害を登坂するときの運動の特徴を数値化 し,それらの値と競走結果との関係を検討した.延べ 37頭の競走馬について登坂運動時のフォームをデジ タルビデオカメラで録画した.画像解析プログラムを 用い馬体水平線と胴引との角度を求め(胴引き角度), その角度から馬の腰の上下運動を数値化した.競走結 果(競走タイム,着順,登坂時間,登坂順位)に影響 を及ぼす要因として,登板時の停止の有無,歩法(常 歩 : 駈歩),および胴引き角度(18.3度以上 : 以下)と 年齢(2歳 : 3歳以上)の交互作用について分析した. その結果,登坂時に停止しない馬の競走結果が良く, また2歳馬においては胴引き角度の大きい(腰の高い) 馬が,一方3歳以上の馬においては胴引き角度の小 さい(腰の低い)馬の競走結呆が良い傾向が示された. 2歳馬と3歳以上の馬で異なる結果が示されたのは, ばんえい重量が登坂運動時のフォームに影響を及ぼ し,さらにそれが競走結果にも影響するためではない かと推察した. |
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Palavras-chave: ばんえい競走馬; 登坂運動; 輓系馬; 画像解析; Banei draft racehorse; Climbing-up locomotion; Draft horse; Image analysis. |
Ano: 2002 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/2995 |
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大澤, 剛史; 口田, 圭吾; 加藤, 貴之; 鈴木, 三義; 三好, 俊三; OSAWA, Takefumi; KUCHIDA, Keigo; KATO, Takayuki; SUZUKI, Mitsuyoshi; MIYOSHI, Shunzo. |
BMSナンバーは,脂肪交雑の面積割合,脂肪交雑粒子の大きさや形状などについて総合的に評価された数値と考えられる.これら各要因について画像解析手法を用いて数値化し,遺伝的パラメータを推定することを本研究の目的とした.供試材料は,2000年4月から2002年3月にかけて,北海道内の枝肉市場に上場された黒毛和種2,998頭である.第6~7肋骨間を切開した枝肉左半丸の横断面画像について画像解析を行い,脂肪交雑のロース芯に占める面積割合(脂肪面積比),脂肪交雑粒子の全体の粒子のあらさ,最大粒子のあらさ,ロース芯の短径・長径比およびロース芯形状の複雑さの5形質を画像解析形質として求めた.また,枝肉形質として枝肉重量,ロース芯面積,ばらの厚さ,皮下脂肪厚,歩留基準値,BMSナンバーおよびBCSナンバーの7形質をそれぞれ取り上げた.母数効果として年度ごとの季節,出荷月齢および性別を,変量効果として肥育農家を考慮し,遺伝率,遺伝ならびに表型相関係数が推定された.画像解析形質の遺伝率は,脂肪面積比(0.57),全体の粒子のあらさ(0.34)および短径・長径比(0.32)において中程度から高い値が推定された.BMSナンバーと脂肪面積比(0.97)および全体の粒子のあらさ(0.68)の遺伝相関係数が正の高い値であった. Marbling scores assigned by graders are comprehensively evaluated with consideration of the ratio of marbling area to ribeye area (FATPER),coarseness of marbling,etc. The purposes of this study were to... |
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Palavras-chave: Japanese Black; Image analysis; Genetic parameters; Marbling. |
Ano: 2004 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/941 |
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村澤, 七月; 中橋, 良信; 浜崎, 陽子; 堀, 武; 加藤, 貴之; 口田, 圭吾; Murasawa, Nazuki; Nakahashi, Yoshinobu; Hori, Takeshi; Kato, Takayuki; Kuchida, Keigo. |
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Palavras-chave: Image analysis; Marbling arrangement; Quadrant; Rib eye. |
Ano: 2009 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/2448 |
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前原, 正明; 村澤, 七月; 中橋, 良信; 日高, 智; 加藤, 貴之; 口田, 圭吾; Maehara, Masaaki; Murasawa, Nazuki; Nakahashi, Yoshinobu; Hidaka, Satoshi; Kato, Takayuki; Kuchida, Keigo. |
黒毛和種572頭のロース芯から得た脂肪交雑の脂肪酸組成をガスクロマトグラフィーにより分析した.ロース芯を画像解析した値と,各脂肪酸との関連性を調査した.モノ不飽和脂肪酸(MUFA)割合の平均値は57.0%(去勢 : 56.4%,メス : 58.3%),ロース芯脂肪割合の平均値は44.4%(去勢 : 45.6%,メス : 41.6%)であった.MUFA%は出荷月齢およびBFSナンバーと正の相関を示した(それぞれ0.27,0.25 : P < 0.01).BMSナンバーと有意な相関を示した脂肪酸はステアリン酸(-0.11 : P < 0.01)のみであった.MUFA%はあらさ指数(0.16)および最大あらさ指数(0.11)と正の,細かさ指数(-0.17)と負の相関係数を示した(P < 0.01)が,ロース脂肪割合(0.04)とはほぼ無関係であった.脂肪交雑の平均階調値はMUFA%と負(-0.38)の,パルミチン酸と正(0.43)の相関係数を示した(P < 0.01). |
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Palavras-chave: Fatty acid composition; Image analysis; Japanese Black; Marbling. |
Ano: 2008 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/2316 |
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