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高橋, 健一郎; 堀, 武司; 波, 通隆; 本間, 稔規; 小高, 仁重; 口田, 圭吾; TAKAHASHI, Kenichiro; HORI, Takeshi; NAMI, Michitaka; HONMA, Toshinori; KOTAKA, Hitoshige; KUCHIDA, Keigo. |
高精細牛枝肉横断面撮影装置(以下,新型撮影装置)により得られた牛枝肉画像を複数の画像形式に変換し,BCSナンバーの推定に最適な方法を検討した.材料には新型撮影装置を用いて撮影された黒毛和種肥育牛46頭の第6-7肋骨間の鮮明な画像を用いた.画像はロース芯をその輪郭で抽出したJPEG形式とTIFF形式の画像,ロース芯の一部を矩形で切り取ったJPEG形式とTIFF形式の画像および輝度ムラを補正し,上記と同様の処理をしたJPEG画像(ロース芯,矩形)の計6種類の画像を用意した.その6種類の画像よりロース芯全体,ロース芯の筋肉および脂肪交雑部分のR(赤),G(緑),B(青)各階調値および輝度の平均値など,計108変数を算出した.格付員によるBCSナンバーを従属変数,画像解析で得られた形質を説明変数候補とする重回帰分析を行ったところ,輝度ムラ補正を行い,ロース芯をその輪郭で抽出した画像において決定係数がもっとも高かった(R2=0.793).推定されたBCSナンバーと格付員によるそれとの差が±0であったサンプルの割合は95.7%となった.以上のことから高精細撮影装置による圧縮画像からでも非常に高い精度でBCSナンバーを判定可能であることが示された. The purpose of this study was to examine a new method of predicting the BCS number by using digital images of carcass cross-sections obtained from high-resolution photographic equipment. Six types of digital images (JPEG and TIFF images... |
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Palavras-chave: Image analysis; Beef color standard; Japanese Black. |
Ano: 2006 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/937 |
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口田, 圭吾; 高橋, 健一郎; 長谷川, 未央; 堀, 武司; 本間, 稔規; 波, 通隆; 小高, 仁重; Kuchida, Keigo; Takahashi, Kenichiro; Hasegawa, Mio; Hori, Takeshi; Honma, Toshinori; Nami, Michitaka; Kotaka, Hitoshige. |
高解像度デジタルカメラを利用した新たな牛枝肉横断面撮影装置を開発すること,ならびに開発された新型撮影装置と従来型の撮影装置の双方を用い,黒毛和種の枝肉横断面を撮影し,両装置から得られた脂肪交雑の評価値の比較を実施することを目的とした。330mmの装置の高さから,広範囲の画像を撮像するために, 35mm版のCCD素子を有するデジタルカメラを選定した。また,正像が確保できるレンズとして,画角114度の超広角レンズを採用した。さらに,遮光された僅体内部には,高輝度LEDが密に並んで実装されているl次元CCDカメラ用のライン 方式照明を2燈取り付けた。新型撮影装置ならびに従来型撮影装置から得られる画像を比較するために,黒毛和種去勢牛20頭の枝肉横断面を,双方の撮影装置で撮影し,画像解析により,脂肪交雑の特徴量を算出し,両者の比較を実施した。超広角レンズを使用したことにより,撮像範囲は384mmX318mmと,従来型に比較し,約2倍の面積を1回で撮影することが可能となった。ロース芯面積ならびに脂肪面積比について,両撮影装置の聞での相違は,大きいものでそれぞれ2c㎡,3%程度であった。また,新型撮影装置で明確に確認できる脂肪交雑粒子の最小面積 は0.004㎡程度であった。 |
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Palavras-chave: 画像解析; デジタルカメラ; 脂肪交雑; 牛枝肉; Image analysis; Digital camera; Marbling; Beef carcass. |
Ano: 2005 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/1595 |
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