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阿佐, 玲奈; 武藤, 美鈴; 緒方, 三華; 西尾, 康宏; 口田, 圭吾; ASA, Reina; MUTO, Misuzu; OGATA, Mika; NISHIO, Yasuhiro; KUCHIDA, Keigo. |
交雑種一産取り肥育牛および交雑種未経産牛を用い,真空低温調理法によるローストビーフの消費者型官能評価を行い比較検討することを目的とした.交雑種一産肥育牛は妊娠期間を経て,約10ヵ月の肥育期間で,平均35ヵ月齢で屠畜した.交雑種未経産牛は受胎しなかったウシで,肥育期間9ヵ月以上,32ヵ月齢で屠畜した.官能評価は2点嗜好法で行い,肉質が同程度となるよう選抜した交雑種一産肥育牛および交雑種未経産牛を1セットとし,5セット実施した.枝肉格付形質および画像解析形質は,すべての形質で一産肥育牛および未経産牛間の有意差は認められなかった(P>0.05).評価項目は香り,軟らかさ,ジューシーさおよび好ましさで,項目ごとに4段階で評価した.交雑種未経産牛に比べて交雑種一産肥育牛で香り,軟らかさ,ジューシーさおよび好ましさの全形質において有意に高い値を示し(P<0.01),交雑種一産取り肥育牛が消費者からの高い評価を得た. |
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Palavras-chave: Consumer sensory evaluation; Crossbred; Once-calved heifer; Roast beef. |
Ano: 2015 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4260 |
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武藤, 美鈴; 前田, さくら; 阿佐, 玲奈; 佐藤, 幸信; 緒方, 三華; 口田, 圭吾. |
26頭の交雑種一産取り肥育牛を用い,肥育開始0,2,4,6,8,10ヵ月時に超音波診断装置(超音波)により皮下脂肪の程度を観測した.枝肉格付時にミラー型牛枝肉撮影装置(ミラー型)で枝肉横断面画像を撮影した.枝肉格付と超音波による皮下脂肪厚との相関係数はr=0.67と中程度であった.ミラー型および超音波から得られた10cm幅の皮下脂肪面積と,ミラー型からの皮下脂肪全体面積との相関係数はそれぞれr=0.80および0.78となった.各肥育期間での10cm超音波面積とミラー型からの皮下脂肪全体面積との相関係数は肥育開始4ヵ月(r=0.65:P<0.05)を境に高くなった.測定時までに測定し得る体重および10cm超音波面積を用い,ミラー型からの皮下脂肪全体面積を推定したところ,肥育開始2ヵ月で有意な決定係数(R2=0.57:P<0.01)が得られ,その後肥育が進むにつれ決定係数は高くなった(10ヵ月でR2=0.83:P<0.01). |
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Palavras-chave: 超音波測定; 枝肉横断面画像; 交雑種; 一産取り肥育牛; 皮下脂肪. |
Ano: 2015 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4248 |
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