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Registros recuperados: 11 | |
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宮竹, 史仁; 阿部, 佳之; 本田, 善文; 岩渕, 和則; MIYATAKE, Fumihito. |
吸引通気式堆肥化の初期過程における反応特性を明らかにするために, 通気量および含水率が微生物活性に及ぼす影響を検討した。吸引通気式堆肥化の初期過程における最適条件は, 通気量が約0.5-0.7L・min-1・kg-vm-1, 材料含水率が56-65%であった。吸引通気式堆肥化では堆肥化可能な上限含水率が圧送通気式堆肥化と比較し低くなる傾向にあるものの, 最適条件は過去に報告された圧送通気式堆肥化のとほぼ一致した。加えて, 吸引通気式堆肥化で観測された酸素消費速度, 熱発生速度, 比増殖速度プロファイルは, 圧送通気式堆肥化の場合と同一であった。これらの結果は, 吸引通気式堆肥化でも圧送通気式と同様の初期反応特性を有することを示す。 |
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Palavras-chave: 堆肥化; 吸引通気式; 圧送通気式; 酸素消費速度; 熱発生速度; 比増殖速度. |
Ano: 2008 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4233 |
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宮竹, 史仁; 阿部, 佳之; 本田, 善文; 岩渕, 和則; MIYATAKE, Fumihito. |
堆肥の発酵過程で発生する分解熱および炭酸ガスを園芸施設等の加温用の熱源や炭酸ガス補給に利用するために, 実規模の吸引通気式堆肥化システムを用いて取得可能な熱量および炭酸ガス濃度を明らかにするとともに, 材料の切り返し頻度が発酵排気中の熱量や炭酸ガス濃度に及ぼす影響を調査した。実験は, 切り返し頻度を週1回と週2回に設定して行った。その結果, 切り返し頻度を週1回から週2回に増やすことで, 取得可能な熱量が141W・m-3から216W・m-3, 炭酸ガス濃度は1.5%から1.8%に増加した。また週2回の切り返しは, 熱量および炭酸ガス濃度の変動を抑制し, 安定した回収利用が可能となった。さらに, 週2回の切り返しは, 堆肥材料への通気量を増加させ, 硫化水素の生成を抑制させるなど, 好気的な堆肥化反応の維持改善に効果があった。 |
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Palavras-chave: 堆肥化; 吸引通気式; 切り返し頻度; 熱量; 炭酸ガス濃度. |
Ano: 2009 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4234 |
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宮竹, 史仁; 岩渕, 和則; 阿部, 佳之; 本田, 善文. |
種堆肥混合が家畜ふん堆肥化の初期過程に及ぼす影響を検討した。この結果, 初期材料のpHと微生物数が種堆肥混合により影響されることが明らかになった。低pH材料への種堆肥混合は, 初期材料pHを上昇させることで初期過程の温度上昇の遅延を防ぎ, 堆肥化反応を促進させた。種堆肥の混合は初期微生物数を増加させ, 広範囲の温度域で高い比増殖速度を示した。これは同時に熱発生速度の上昇に寄与し, 約50℃で見られる温度上昇の停滞を解消した。但し, これらの初期微生物数の増加による効果は初期反応全体を促進させるほどではないが, 微生物活性を増強させスムーズな温度上昇をもたらす可能性が期待される。 |
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Palavras-chave: 堆肥化; 種堆肥混合; 比増殖速度; 熱発生速度; 初期微生物数. |
Ano: 2008 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4073 |
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Registros recuperados: 11 | |
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