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本江, 昭夫. |
播種密度 (400、225、100 個体/m2) と混播割合 (アルファルファ100、75、50、25、0 %) が乾物生産におよぼす影響を明らかにするために、本試験を1974年5~9月に、帯広畜産大学付属圃場で行った。生育に伴う草丈、茎数、個体重の変化を調査すると共に、1番草刈取 (7月12日)、2番草刈取 (9月20日)の際、階層別乾物重、群落内の相対照度を測定した。 結果の概要は次のとおりである。 1) 密度が増すにつれ、相互遮蔽の影響を強く受けて個体当たりの分げつ数、乾物重は低くなったが、群落全体としての面積当たりの乾物生産量は高くなった。 2) 年間の総乾物生産量はアルファルファ単作区で有意に高い値を示し、混作区とオーチャードグラス単作区でほぼ同様の値を示した。 3) アルファルファの個体重の増加は茎数の増加よりむしろ、茎当たりの乾物重の増加により左右された。 4) オーチャードグラスの分げつ当たりの乾物重は0.1~0.2 gで一定に達し、個体重の増加は分げつ数の多尐により影響された。 5) 混作区の1番草において、アルファルファは常に群落の上層に葉層を展開させ、オーチャードグラスは下層に位置して生育は抑制されたが、刈取後、再生力の違いからアルファルファの葉層は低くなり、オーチャードグラスの生育は良好になった。 6) 高密度区は軽量の側に偏した個体重分布をもつ個体群により構成されていたが、密度が低くなるに従い正規分布型の個体群をもつ群落により構成されていた。 7) アルファルファの混播割合が増すにつれ、オーチャードグラスの粗蛋白質含有率は直線的に増加した。 |
Ano: 1975 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/3135 |
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