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Registros recuperados: 10 | |
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阿佐, 玲奈; 本田, 三華; 澤田, 直子; 萩谷, 功一; 口田, 圭吾. |
「十勝ハーブ牛」,「交雑牛」,「経産牛」および「北海道産牛肉」の異なるブランドイメージが消費者嗜好に及ぼす影響を調査することを目的として消費者型官能評価を行った.BMS2,3および4と評価された3頭の北海道産交雑種一産取り肥育牛のローストビーフについて,同一個体の2枚のサンプルを「十勝ハーブ牛と交雑牛(交雑牛区)」,「十勝ハーブ牛と経産牛(経産牛区)」および「十勝ハーブ牛と北海道産牛肉(北海道産牛肉区)」として供試した.217人を対象として2点嗜好法よる官能評価を実施した.全項目で十勝ハーブ牛が他の試験区に比べて支持され,ブランド名称あるいはブランドイメージが消費者パネルの嗜好性に影響を与えることが明らかとなった.旨みおよび好ましさ間でかなり高い正の相関が認められた(経産牛区r=0.67,交雑牛区r=0.73,北海道産牛肉区r=0.74,すべてP<0.01)ことから,本試験での旨みを五基本味の「うま味」とは異なった「おいしさ」と捉えたのではないかと考えられた. |
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Palavras-chave: ブランドイメージ; 交雑種一産取り肥育牛; 脂肪交雑; 消費者型官能評価. |
Ano: 2016 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4502 |
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阿佐, 玲奈; 武藤, 美鈴; 緒方, 三華; 西尾, 康宏; 口田, 圭吾; ASA, Reina; MUTO, Misuzu; OGATA, Mika; NISHIO, Yasuhiro; KUCHIDA, Keigo. |
交雑種一産取り肥育牛および交雑種未経産牛を用い,真空低温調理法によるローストビーフの消費者型官能評価を行い比較検討することを目的とした.交雑種一産肥育牛は妊娠期間を経て,約10ヵ月の肥育期間で,平均35ヵ月齢で屠畜した.交雑種未経産牛は受胎しなかったウシで,肥育期間9ヵ月以上,32ヵ月齢で屠畜した.官能評価は2点嗜好法で行い,肉質が同程度となるよう選抜した交雑種一産肥育牛および交雑種未経産牛を1セットとし,5セット実施した.枝肉格付形質および画像解析形質は,すべての形質で一産肥育牛および未経産牛間の有意差は認められなかった(P>0.05).評価項目は香り,軟らかさ,ジューシーさおよび好ましさで,項目ごとに4段階で評価した.交雑種未経産牛に比べて交雑種一産肥育牛で香り,軟らかさ,ジューシーさおよび好ましさの全形質において有意に高い値を示し(P<0.01),交雑種一産取り肥育牛が消費者からの高い評価を得た. |
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Palavras-chave: Consumer sensory evaluation; Crossbred; Once-calved heifer; Roast beef. |
Ano: 2015 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4260 |
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武藤, 美鈴; 前田, さくら; 阿佐, 玲奈; 佐藤, 幸信; 緒方, 三華; 口田, 圭吾. |
26頭の交雑種一産取り肥育牛を用い,肥育開始0,2,4,6,8,10ヵ月時に超音波診断装置(超音波)により皮下脂肪の程度を観測した.枝肉格付時にミラー型牛枝肉撮影装置(ミラー型)で枝肉横断面画像を撮影した.枝肉格付と超音波による皮下脂肪厚との相関係数はr=0.67と中程度であった.ミラー型および超音波から得られた10cm幅の皮下脂肪面積と,ミラー型からの皮下脂肪全体面積との相関係数はそれぞれr=0.80および0.78となった.各肥育期間での10cm超音波面積とミラー型からの皮下脂肪全体面積との相関係数は肥育開始4ヵ月(r=0.65:P<0.05)を境に高くなった.測定時までに測定し得る体重および10cm超音波面積を用い,ミラー型からの皮下脂肪全体面積を推定したところ,肥育開始2ヵ月で有意な決定係数(R2=0.57:P<0.01)が得られ,その後肥育が進むにつれ決定係数は高くなった(10ヵ月でR2=0.83:P<0.01). |
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Palavras-chave: 超音波測定; 枝肉横断面画像; 交雑種; 一産取り肥育牛; 皮下脂肪. |
Ano: 2015 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4248 |
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竹尾, 麻紗美; 阿佐, 玲奈; 萩谷, 功一; 口田, 圭吾. |
新細かさ指数(NFI)を用いて脂肪交雑形状,特に細かい小ザシが枝肉単価に及ぼす影響を調査した.材料牛は2005年から2013年に屠畜された黒毛和種去勢牛(n=12,754)および交雑種去勢牛(n=4,620)である.各品種でBMS No.ごとにNFIの平均値を算出し,BMS No.ごとに0.5標準偏差を基準に3段階(小ザシが少ない,普通,多い)に分類し,それぞれの平均枝肉単価を求めた.その際,共励会入賞牛等は除いた.黒毛和種と交雑種のNFIの平均はそれぞれ76.8±10.7,61.7±10.2であり,黒毛和種の方が有意に高かった(P<0.01).各BMS No.において「小ザシが多い(+)」の平均枝肉単価がおおむね高く,+と-の平均枝肉単価の差は,黒毛和種で20円(BMS No. 10)から198円(BMS No. 2),交雑種で58円(BMS No. 6)から128円(BMS No. 4)の範囲であった. |
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Palavras-chave: 枝肉単価; 画像解析; 脂肪交雑形状; 新細かさ指数. |
Ano: 2016 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4501 |
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迫田, 康平; 前田, さくら; 阿佐, 玲奈; 萩谷, 功一; 口田, 圭吾. |
本研究はサイコロ脂面積が枝肉格付形質,画像解析形質および枝肉単価に与える影響を調査することを目的とした.供試牛は,北海道内の枝肉市場に出荷された黒毛和種を用いた.サイコロ脂面積と枝肉格付形質との相関係数を性ごとに算出し,サイコロ脂面積が枝肉単価に与える影響を調査するため,牛脂肪交雑基準(BMS)ナンバーごとに分散分析を行った.サイコロ脂面積の平均値は,去勢は5.64cm2, メスは9.16cm2であり,その大きさには性差が認められた.サイコロ脂面積と枝肉重量およびばらの厚さとの性ごとの相関係数は,去勢でそれぞれ0.16,0.17,メスでそれぞれ0.27,0.26であり,増体に伴うサイコロ脂の入りやすさに性差が存在することが示唆された.サイコロ脂面積が12cm2を超えると枝肉単価は有意に低下し(P<0.05),サイコロ脂面積の増加が枝肉単価の低下に繋がった. |
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Palavras-chave: 枝肉単価; 画像解析; 黒毛和種; サイコロ脂. |
Ano: 2016 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4500 |
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Registros recuperados: 10 | |
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