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竹尾, 麻紗美; 阿佐, 玲奈; 萩谷, 功一; 口田, 圭吾. |
新細かさ指数(NFI)を用いて脂肪交雑形状,特に細かい小ザシが枝肉単価に及ぼす影響を調査した.材料牛は2005年から2013年に屠畜された黒毛和種去勢牛(n=12,754)および交雑種去勢牛(n=4,620)である.各品種でBMS No.ごとにNFIの平均値を算出し,BMS No.ごとに0.5標準偏差を基準に3段階(小ザシが少ない,普通,多い)に分類し,それぞれの平均枝肉単価を求めた.その際,共励会入賞牛等は除いた.黒毛和種と交雑種のNFIの平均はそれぞれ76.8±10.7,61.7±10.2であり,黒毛和種の方が有意に高かった(P<0.01).各BMS No.において「小ザシが多い(+)」の平均枝肉単価がおおむね高く,+と-の平均枝肉単価の差は,黒毛和種で20円(BMS No. 10)から198円(BMS No. 2),交雑種で58円(BMS No. 6)から128円(BMS No. 4)の範囲であった. |
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Palavras-chave: 枝肉単価; 画像解析; 脂肪交雑形状; 新細かさ指数. |
Ano: 2016 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4501 |
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迫田, 康平; 前田, さくら; 阿佐, 玲奈; 萩谷, 功一; 口田, 圭吾. |
本研究はサイコロ脂面積が枝肉格付形質,画像解析形質および枝肉単価に与える影響を調査することを目的とした.供試牛は,北海道内の枝肉市場に出荷された黒毛和種を用いた.サイコロ脂面積と枝肉格付形質との相関係数を性ごとに算出し,サイコロ脂面積が枝肉単価に与える影響を調査するため,牛脂肪交雑基準(BMS)ナンバーごとに分散分析を行った.サイコロ脂面積の平均値は,去勢は5.64cm2, メスは9.16cm2であり,その大きさには性差が認められた.サイコロ脂面積と枝肉重量およびばらの厚さとの性ごとの相関係数は,去勢でそれぞれ0.16,0.17,メスでそれぞれ0.27,0.26であり,増体に伴うサイコロ脂の入りやすさに性差が存在することが示唆された.サイコロ脂面積が12cm2を超えると枝肉単価は有意に低下し(P<0.05),サイコロ脂面積の増加が枝肉単価の低下に繋がった. |
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Palavras-chave: 枝肉単価; 画像解析; 黒毛和種; サイコロ脂. |
Ano: 2016 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/4500 |
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