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角田, 英男; 堀川, 洋. |
微粒子銃装置(パーティクルガン)を用いて,磁性微粒子に遺伝子を担持させてタバコ(Nicotiana rustica)培養細胞やトウモロコシ(Zea mays L.),アスパラガス(Asparagus officinalis L.)およびカボチャ(Cucurbita pepo L.)の花粉に遺伝子を導入し磁力選抜を行った。磁性微粒子として、酸化鉄(マグネタイト,フェライト),鉄,ニッケル,鉄酸化物・金複合微粒子および金微粒子を用いた。一過的遺伝子の導入発現効率は,CaMV 35S プロモーターとNOS ターミネーターを組み込んだGUS 遺伝子を含むプラスミドpBI221 用いて評価した。金微粒子を用いて遺伝子導入した時の一過的発現効率は低かったが,磁性微粒子を用いて磁気による細胞濃縮と磁力選抜を行うことによって遺伝子発現効率は顕著に増加した。例えば,トウモロコシ花粉へ磁性を有する酸化鉄微粒子(マグネタイト)を用いて撃ちこんだ時,GUS 遺伝子発現効率は8.5×10-4から2.1×10-2へと25 倍の向上があった。また,同様にカボチャ花粉の場合は6×10-4から2.3×10-2へと約38 倍の効果があったが、アスパラガス花粉についてはあまり大きな効果は認められなかった。これらの結果をもとに,除草剤biaraphos に抵抗性を有するbar 遺伝子を含むプラスミドpARK22... |
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Palavras-chave: パーティクルガン; 磁性微粒子; 磁力選抜; 花粉; 形質転換; Particle gun; Magnetic particles; Magnetic selection; Pollen; Transformation. |
Ano: 2007 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/1577 |
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