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中橋, 良信; 村澤, 七月; 奥村, 寿章; 波田, 瑞乃; 藤嶋, 吉宏; 山内, 健治; 日高, 智; 口田, 圭吾; Nakahashi, Yoshinobu; Murasawa, Nazuki; Okumura, Toshiaki; Hada, Mizuno; Fujishima, Yoshihiro; Yamauchi, Kenji; Hidaka, Satoshi; Kuchida, Keigo. |
黒毛和種骨格筋の複数の部位を用いてモノ不飽和脂肪酸(MUFA)割合の推移ならびに第6-7胸椎間ロース芯と他の骨格筋のMUFA割合の関連性について調査した.由来個体2頭の体細胞クローン牛5頭から6部位(半膜様筋,大腿四頭筋および大腿筋膜張筋,棘上筋,大腰筋,中臀筋および大腿二頭筋近位部,最長筋)を取り出し,頭側から2 cm間隔でスライスした.それらのスライス肉の筋断面の表面から脂肪サンプルを採取し,ガスクロマトグラフィーによって脂肪酸組成を分析した.MUFA割合の推移は骨格筋によって異なり,また由来個体によって影響されることが示された.由来個体および骨格筋にはMUFA割合に対して交互作用があり,由来個体によってMUFA割合が高くなりやすい部位が存在することが示唆された.第6-7胸椎間ロース芯と各骨格筋間の相関は非常に強く(r = 0.92~0.99),また骨格筋同士の関連性も強かったことから,第6-7胸椎間ロース芯におけるMUFA割合は枝肉を代表することができると推察された. |
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Palavras-chave: Japanese Black cattle; MUFA ratio; Skeletal muscles. |
Ano: 2008 |
URL: http://ir.obihiro.ac.jp/dspace/handle/10322/2317 |
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